【R18】肝試しに行ってみた

占卜结果　ジュカインは友人たちにそそのかされ、一人で夜の廃校を訪れていた。

　最初に入ったのは男子トイレだった。

　足を踏み入れるなり、奥まで引きずり込まれ個室に閉じ込められてしまった。入り口を背に、便器を跨いでタンクに手をつくよう押さえつけられ振り向くこともできない。後ろにいる誰かはいきなり指を突っ込んできて、ナカを乱暴にかき混ぜてくる。最初こそ痛いだけの行為だったが、しつこくされるうちに体は反応し始めた。それに気付いたのか、今度は硬いモノが押し当てられズブズブと奥深くまで挿入されてしまう。ピタリと体を密着させられ、乳首を弄られながら突き上げられているうちにどんどん体の熱が高まっていく。一度達したところで見えない誰かの凌辱は終わることはなく、今度は前から抱えられて激しく揺さぶられる。
　誰もいないトイレに響くジュカインの淫らな声はしばらくの間止むことがなかった。

　ふらつきながらたどり着いたのは自習室だった。

　間仕切りで仕切られた勉強机がずらりと並んでいる。誰もいない室内を一人で歩くジュカインだが、いきなり誰かに足をかけられその場で転倒してしまった。そこに、見えない誰かが両側から腕を床に押さえつけてくる。突如聞こえ始めた笑い声は一人だけのものではない。
　いきなり脚を持ち上げられ大きく開かされたジュカインは嫌だと首を振るが、横を向いた口元に生臭いものを差し出され一気に喉奥を突かれた。頭を掴まれ乱暴に咥内を犯されている間に、下の穴にも挿入されてゆさゆさと揺さぶられる。ジュカインは涙を流しながら抵抗しようとするが、周囲からは嘲笑しか聞こえない。激しく犯され朦朧とする中、咥内とナカにドロリとした液体を吐き出され、ようやく終わったと息を吐く。しかし声の主たちが順番を数え始めたことで、それはただの希望的観測だったのだとジュカインはすぐに気が付いた。

　気が付くと、ジュカインは化学実験室に倒れていた。

　実験器具が残る長いテーブルと薬品棚。ジュカインはその中に淡く光る青い試験管を見つけた。興味本位で手に取ってみると、長い年月放置されていたにも関わらずちゃぷんと中の液体が揺れる。思わず鼻を近づけた瞬間、強烈な甘い匂いが立ち昇ってきた。それに驚き手を放してしまった試験管は床で割れ、辺りはさらに強い匂いに包まれてしまった。クラリとジュカインの視界が揺れる。それがこの匂いのせいだというのは想像に難くない。急いで離れようとするジュカインだったが、すでに遅かったようだ。膝から力が抜け、その場に倒れこんでしまった。さらに再び湧き上がってくる情欲の熱。
「ぁ、だめ…これ以上、は、っ」ビクビクと震える体を抱え、ジュカインは必死に理性をかき集めた。これ以上快楽を求めてしまうともう戻れない。そう自分を懸命に律するジュカインを嘲笑うように、どこからともなく現れた黒い人影が圧し掛かってくる。硬い肉棒で入り口を擦り、ジュカインの言葉を待っている。言ってはいけない。イケナイと分かっているのに。
「イキたい、イキたい、の。イカせて、おねがい…」
　大きく脚を広げ、ジュカインはホロリと涙を零した。