まるい

あまりの寒さにコタツから出られず、どちらが新しいお茶を淹れてくるかで本気のじゃんけんを始める○○

○○さんの思い出したくない言葉は「きみが欲しい」です。きみがそう言った日からずっと、その言葉を忘れた日はなかった。もういないのに。

○○に「一緒に映画でも行きませんか？」と誘ってみた。実は先日両思いになった所で、これは初デートのお誘い。柄にもなく顔真っ赤。

【○○ のデート】
10:00 先に来てた相手を後ろから驚かす
12:00 ピクニックで手作り弁当を食べる
17:00 部屋でまったり映画鑑賞
21:00 夜景を見ながら寄り添う
その後、相手のことが更に好きになりました。

○○が花のように生きたとしたら咲き言葉は「私であるために」、散り言葉は「さよならは言わない」、枯れ言葉（あなたの代りに残る言葉）は「玉響」です。

「忘れていいよ」
金色に光るススキの向こう、そう言ってあの人は落ちた。

○○は朝ご飯を作る音で目が覚めた時に幸せだなと感じました。
離したくないと思っています。

○○と△△にとって、少し錆びてしまった、写真入りのロケットペンダントは大切なものだった。
もう二度と戻ることはない。大切に思い続ける心が、壊れてしまったから。

○○と△△の場合
目を覚ました受けは昨夜のことを思い出して今さら恥ずかしいやら、でもやっぱり嬉しいやらで苦く笑っています。
一足先に起きていた攻めはとても楽しそうに笑いながら受けを見つめています。

あぁ本当に。暖かい朝だなぁ。

○○が△△に言えなかったこと。それは「君が欲しい」ということ。「幸せにして欲しい」ということ。「キスがしたい」ということ。

○○の頭を撫でてみた。恥ずかしそうだけど、嬉しそうにしているのを見て、思わず顔がゆるむ。