2 文學丗界ノクリスマス
気付けば表町にも冬がやってくる。 店ではクリスマスに向けての商品がたくさん並べられており、イルミネーションなども出てきた。そんな様子を見ることができるだろう。だが、自分たちには関係のないことと通りすぎ、家へと帰る。 突然、天の声がした。 「めり〜くりすま〜す!あなた、どうせ今のクリスマスのこと知らないんでしょ?かわいそうだから、特別にプレゼントをあげまーす!でも、アタリとは限らないよ!返品不可。その辺は許してねっ」 声はしたが天はいなかった。ただ、目の前に何かがあった。