1 異形のサーカス團『妖燈曲馬團』
ある街の広場に一夜にして現れる巨大なサーカステント。 ゆらゆらと暗闇の中に揺れる灯り、怪しげなジンタのリズムは街の人々を誘う。 中では異形の者たちがショーを繰り広げる。見たこともない異様な光景に街の人々は足をすくめる。 そして夢か現か、浮足立った祭りの余韻を残したまま、巨大なサーカスは再び一夜にして消える。 消える時は、必ず街の子供が行方不明になるようで…。 ※一部不謹慎な表現があるかもしれませんが、物語の表現ですのでご了承ください。 ※イラスト・創作ご自由に!